効かないと分かっている薬を渡さない
人が欲しがっているものを、そのまま渡すのがビジネスじゃないんです。
ビジネスは”問題を解決すること”。
相手の欲しがるものが、
問題を解決できないとわかったら、
それを渡しちゃだめなんですね。
分かりにくいと思うので、
ちょっと例を挙げて説明しますね。
あなたが、心理学の専門家で、
占星術のホロスコープも絡めて
セッションする人だとします。
ある日、A子さんが
「ホロスコープを教えて欲しいの」
とあなたに相談してきました。
そのリクエストは、
とても嬉しいことだと感じましたが、
話をよくよく聞いてみたら、
家族や人間関係で
うまくいっていないことについて、
ホロスコープを学んだら、
解決できると思っているようでした。
でも、心理学の専門家である
あなたは、別のことに気が付きます。
A子さんが、人間関係が
うまくいっていないのは、
人への理解が足りないことではなく、
人に遠慮して自分が出せていないことが
根本的な要因かもしれないということです。
この時、あなたは
どうするでしょうか??
相手が求めている
ホロスコープを教えたら、
喜ばれて、お金を
いただくこともできます。
だけど、
相手がホロスコープを使って
解決したい問題は、
解決できないことを知っているのです。
だとしたら、
伝えるべきは、ホロスコープではなく、
心理学をつかったカウンセリングや
心と向き合うワークかもしれないですよね。
こういうときに、
本音を言えることは大切なのです。
目先の利益ではなく、
本当の信頼関係を築くことが
大事なんです。
相手の問題の根本原因をとらえて、
提案できたら、あなたに対して、
より一層プロという
認識が高まることでしょう。
その認識が、
長期的な繁栄を
もたらしてくれるのです。
ぜひ、目の前の人にとって、
本当に一番大切なことは何か?
一番してあげるべきことは何か?
とらえるようにしてみてくださいね。
2015年公務員を退職後、路上でのアート活動を開始し1000人の人へ作品を届ける。2016年にSound Soulsに出逢い、これまでに延べ200人以上に体験を提供。多くの人の人生を変える。ひとりひとりが個性を最大限発揮しながら、いきいきと生きる世界を目指し、夢を確信に変える体験をクリエイトしている。*詳しいプロフィールは、上の『清野翔太』をクリック(タップ)すると見られます^^
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