自分らしいコンセプトが詰まった、伝わる商品の作り方
どのように商品をつくったら、人に伝わって、届けられるような魅力的なものになるのでしょうか?
そのためにつくるうえで大事なこと、まとめるためのステップがあります。
この記事では、自分らしいコンセプトが詰まった、伝わる商品の作り方をお伝えします。
▼前提:何をするかよりも、コンセプトが大切!
人に商品を届けるためには、コンセプトを明確にすることが大切です。コンセプトとは”誰のためのどんな商品なのか”ということです。
なぜかというと、人は基本的に自分に関係のあることにしか興味がないからです。自分に関係があるとおもうから、情報を受け取るんですよね。
なので、あなたが伝えたい人にとって「関係がある!!」って思えるように伝える必要があります。
では、どういう時に「人は私に関係がある!!」って、思うのでしょうか?
それは、こんなときです。
・自分の悩みや課題が解決しそう!
・自分の望みが叶いそう!
人は、次の2つの観点のどちらかがあると、自分に関係があるって思います。
だから、そう感じてもらえるように、コンセプトをつくるのです。
「何でもできますよー」「誰にでもやりますよー」という人がいます。
気持ちはわかるのですが、そのままの伝え方だと「私に関係がある!!」って思ってもらえないのですね。相手の求める情報のアンテナにヒットしないのです。
対象を決めない伝え方であっても、中にはヒットする人もいるわけですが、そういった好奇心旺盛な人って、コンセプトをまとめても、同じく興味を持ってくれるので、コンセプトをまとめることをおそれないでください。
あなたは世の中の誰かにとって、最高に素敵な存在なのです。全ての人に対して、力になれるわけではないですよね。
それから、対象者によって、あなたの提供するものは変わってくるはずなのです。
その細かいところにもイメージされた商品として伝えた時に、信頼されてあなたに任せたいとなるわけですね。
そして、そのコンセプトで商品を提供するあなたは、●●な人を、●●にする専門家、という存在になります。
そうすると、その対象者に向けて、日々いろんなことを自然と考えるようになります。
サービスを提供していくなかでも、その人に力になれる力がどんどん身についていきます。
そうすると、更にあなたを求める人が、集まってくるようになるのです^^
▼コンセプトをつくる前の、大事な質問:何を感じたいですか?
大好きなことを仕事にする、という活動を通して、あなたが得たい感情や体験ってどのようなものでしょうか?
この質問は、商品をつくったときの、最後のチェックポイントになります。
これを得るために活動していくわけなので、ここからずれた商品になってしまうと、あなたの中で不一致感が生まれます。
商品ができた段階で、この感じたいことが得られそうなものになっているか、最後にチェックしてください。
▼コンセプトをつくるための6つの質問
以下の質問に、順に答えていくと、あなたの想いが整理されて、コンセプトができます。
ぜひ、取り組んでみてください。
(1)誰の力になりたいですか?
あなたは、どんな人にスイッチが入りますか?
お金を払ってでも力になりたいと思う人って誰でしょうか?
一緒に生きていきたい人、時間を共にしていきたい人って、どんな人ですか?
ここでは、できるだけ具体的にひとりの人をイメージできると良いです。
性別、年代、結婚しているかしていないか、どんな仕事をしているか、子どもはいるか、具体的にイメージしてみてください。
なかなか思い浮かばないという人は、『過去の自分』を対象にすると良いと思います。
自分の持っていたテーマを抱えている人に対して、力になりたいっていう想いが湧いてくるものだからです。
(2)力になりたい人は、どんな悩みや課題を持っていますか?
また、どんな願いを持っていますか?
力になりたい人がしている生活を、イメージしながら、悩みや願いを書きだしていきます。
こんな場面ではこんなことを感じているなあ、こういう人と一緒に過ごしている時に、こんなことを感じているなあなど、具体的に詳細にイメージしていきながら、書きだしていきます。
過去の自分を対象にした方は、いつの自分かを設定して、その時のことを思い出しながらやると、いろいろ出てきやすいと思います。
(3)悩みの原因は、何でしょうか? 何があれば、願いが叶うでしょうか?
ここまでで書きだした、力になりたい人の悩みの原因ってなんだったのでしょうか?どうしたら、解決できるのでしょうか?
また、願いは何があったら叶うのでしょうか?何をしたら、叶うのでしょうか?
(4)力になりたい人が、どのように変化したら、最高に嬉しいですか?
自分が関わったことで、こんな風になったら嬉しいっていう最高のイメージを描いてみてください。
こんな風になったら、本当に良かったって心の底から嬉しいような、そんなイメージです。
悩みが解決し、叶えたい夢は実現したとき、どのようになっていますか?
(5)あなたの手札は何ですか?
一旦、力になりたい人のことは置いておいて、あなたが人のためにできることを書きだします。
過去に勉強したこと、経験してきたこと、乗り越えてきた自分のストーリー、とった資格など、大きい小さい問わず全部出してみてください。
特別なことがないって、思ってしまうかもしれませんが、あなたのストーリーには、必ず人を助けられる力があります^^
また、話を聞くこと、共にいること、は実は大きな力をもっています。
そういったことも含めて、書きだしてみてください。
(6)力になりたい人が、(4)の状態に変化するために、あなたの手札の何が使えそうですか?
(3)で書いた悩みの原因や、願いを叶えるのに必要なことに対して、あなたの手札を使って、何ができそうでしょうか?
商品というかたちに整えるなくていいので、思いつく限り、書きだしてみましょう。
▼コンセプトがまとまったら、商品をつくろう!
≪力になりたい人が、悩みを解決して、最高の未来にたどり着くために、あなたが力になれること≫を商品というかたちにまとめます。
次の5つについてまとめていきましょう。本命商品(=本当に届けたい自分の最高商品)と、そのお試し商品の2つを作ります。
本格的にビジネスをかたちにする場合には、まず自分ができる全てを込めた最高の商品をつくり、その体験版としてお試し商品という作り方をします。
でもまだサービスを提供した経験もないし、とりあえずその体験をしてみてからその先のことを考えてみたい・・・というかたは、
まず単発のセッションやイベントなどを作ってみて、それを複数回提供するものを本命商品にするという作り方で、本命商品も作ってみてください。
(1)時間・回数
悩みを解決して、最高の未来にたどり着くために、最適な期間やセッションの回数、時間を決めましょう
はじめて単発のセッションをする方の場合、90~120分くらいがスタンダードかと思います。
(2)提供するコンテンツのかたち
セッションというかたちにする方の場合であれば、
・1対1にするのか、グループにするのか
・対面なのか、オンラインでやるのか
・メッセージでのフォローはするかどうか
などのかたちがあるかと思います
はじめての方の場合は、1対1で、対面でのセッションがおススメです。
慣れてきたら、グループやオンラインも考えていくと良いと思います。
(3)価格
価格の決め方については、また別にまとめようと思いますが、ひとつ大切なこととして、価格は『時給』で考えないでください。
自分がその商品を提供することで、人生単位でどれくらい変化するか=価値です。
そして、価値>価格であれば、売れることになります。
そして自分の気持ちよく提供できる価格を、正式価格としてつけるようにしましょう。
お金をはじめてもらう方の場合は、体験商品の価格はモニター価格として、2000~5000円くらいの価格にすると、身近な人に提案しやすい、届けやすいのではないかなと思います。
そして提供していくなかで、お客様のフィードバックを得て、自分自身が自分の商品に確信が強まっていくなかで、価格をあげる気持ちが自然とわいてくると思います。
また、本命商品は、はじめは目安として20~40万円くらいで設定するのが良いと思います。
まだ本命商品をつくるのはちょっと・・・という方は、単発のセッションの3回セットや5回セットなどの継続セッションを、単発セッションの定価×回数などで用意してみることにしましょう。
(4)支払いの仕方
単発セッションの場合であれば、その場で現金でいただくというかたちが一般的かなと思います。
事前に振り込むというかたちもあります。
本命商品の場合は、高額になる場合が多いかと思うので、分割可能なのか、クレジット支払いを用意するかなど、事前に整理しておくと良いです。
(5)商品の名前
誰にとってどんな商品か、が一言でわかる商品の名前がGOOD!
ですが、考えすぎると時間がいくらあっても足りないので、迷ってしまいそうだったら、ひとまず直感的につけちゃいましょう^^
▼最後に、感じたいことが得られそうかチェックしよう
さて、ここまでできたら、最初に考えた『感じたいこと』が感じられそうか、チェックしてみましょう。
あなたにとって、大好きなこと、楽しいことが大事!^^
もしもチェックしてみて、違ってしまったなって感じたら、もう一度戻って、考えてみましょうー!
これで、商品の作り方は以上です!!
▼最初は難しくて当たり前\(^o^)/まずはやってみよう!!
難しいなーって感じた方もいるかもしれません。
でも大丈夫!!
失敗しても何度でもやり直せばいいのです\(^o^)/
どうしたら正しいのかと不安になるかもしれませんが、それって結局やってみないと分からないことだったりもします。まずはやってみて、ズレを感じた時に修正していけばいいのです。
まずは、考えすぎずにやってみるっていうことが最重要\(^o^)/
さて、今日の記事は以上です!\(^o^)/
すこしでもお役に立てたとしたら嬉しいです^^
2015年公務員を退職後、路上でのアート活動を開始し1000人の人へ作品を届ける。2016年にSound Soulsに出逢い、これまでに延べ200人以上に体験を提供。多くの人の人生を変える。ひとりひとりが個性を最大限発揮しながら、いきいきと生きる世界を目指し、夢を確信に変える体験をクリエイトしている。*詳しいプロフィールは、上の『清野翔太』をクリック(タップ)すると見られます^^
コメントを残す