本当に思っていることを発信するのがこわい?
自分の身近な人にだったら表現できるけど、Facebookとかブログとか、多くの人が見るかもしれないところで、本当は思っていることを発信することに抵抗があるっていう人がいます。
でも、これから”大好き”を”仕事”にしていきたいっていう人はもちろん、自分の思っていることややっていることを伝えていきたい、仲間を作っていきたいっていうときには、必要不可欠なところだと思うんですね。
・いろんな人から「ブログやったら?」とか「発信したら?」って言われているけど、どうしてもこわい!
・発信したいんだけど、どうしても一歩踏み出せないって感じている
そんな方のためにこの記事を届けたいと思います。
▼3つのニーズ
さて、ここでちょっと話が変わる感じがするかもしれませんが、人間には3つのニーズの段階があります。
1 体のニーズ
2 こころのニーズ
3 魂のニーズ
です。この順番で、満たしていくのが大事で、順番が間違うと、大変なことになります\(-o-)/
まず、体のニーズは、この肉体をもっているから発生するニーズで、すべての土台となります。
生きたい!!っていう根本的なところ。具体的に言うと、3大欲求(食欲・睡眠欲求・性欲)がそれにあたります。
自分と繋がって生きよう、自分を大事にしてあげようっていうときには、ここから取り組んでいくことになります。
食べたいものを食べる、寝たいだけ寝る、やりたいときにやる。
それができると、満たされて元気な状態なので、次の段階にすすむ状態が整います。
これが整っていないのに、自己実現!社会貢献!っていう高次の欲求に取り組んでいくのは、無理がありますね(;_:)
くるしかったり、不安で仕方がなかったり、体が悪くなったりします。
まずは、ちゃんと自分を愛してあげるっていうところがはじまり。
次に、こころのニーズですが、これは人との関係性の中で生まれるものです。
人と繋がりたい!認められたい!愛し愛されたい!
そんなイメージです。
個としての自分の状態が整っているからこそ、人と繋がりたいっていうところに、まっすぐ取り組めるんですね。
そして、次に魂のニーズ。
自分のビジョンを掲げ、ミッションに生きることであったりとか、自己実現っていうところです。
こうやってこんな在り方で生きていきたい。それが、魂のニーズだと思っています。
▼発信に抵抗が生まれる原因
さて、ここで発信の話に戻ってきました。
発信をなぜするかっていったら、多くの人は自己実現をしたいわけですよね。
浅い深いはあると思いますが、先ほどの話でいうと、魂のニーズにあたると考えられます。
で、その為に発信をしたいわけなのですが、そのことによって、それを支えるニーズが脅かされると感じる場合には、大きな抵抗となるんですね。
つまり、体のニーズ、こころのニーズが脅かされるかもしれないって思うと、立ち止まりたくなるんです。順に説明します。
1 体のニーズが脅かされると感じるとき
体は、生きたいっていうニーズですので、発信によって、生命の危機感が生まれるっていうことがあったら、こわいわけです。
多くあるかなって思うのは、親がその発信を見た時に、否定されるのがこわいっていうことです。
それってこころのニーズじゃないの?って思うかもしれませんが、それが生命の危機感に繋がる場合があります。
何故かというか、赤ちゃんの時、子どものときって、親と自分だけの小さい世界ですよね。
その中で、親が自分を見放す、見捨てる、嫌われるっていうことは、生命の危機感に繋がります。
今はもう大きくなって、大丈夫なはずなんですけど、その時の感覚って、意識としては大いに残っているのですね。
それから、お金というところも関係する場合があります。
お金がなくなったら生きていけない!って思っている人が多い現代社会だと思いますので、発信することで、今の自分の仕事が揺らいでしまうっていうのは大きなおそれに繋がります。
2 こころのニーズが脅かされると感じるとき
これは、人との繋がりの話になりますので、誰かと繋がれなくなってしまうっていうおそれになります。
特に、自分の一番身近で親しく、深く繋がっている人と繋がれなくなると感じると、おそれは大きくなります。多くの場合、親やパートナーです。
親って、誰もが本当は大好きだと感じているものなんですね。
いやそんなことない!!っていうあなただって、大好きなのに愛が感じられないことに拗ねているのかもしれません。
ほんとうに嫌いでどうでもいいのであれば、無関心でいられるはずなのです。
パートナーは、自分の人生を今一番分かち合っている存在であるはずですから、そのパートナーに言えないことを、外の人に伝えるのは抵抗になるはずです。
仕事の結果って、パートナーシップに大きく関わっているっていうのも、そういうところから来るものだと思います。
パートナーから嫌われるかもしれない。そのことを発信するのって、かなりこわいことですね。
というわけで、発信がこわいっていうとき、不特定多数の人が嫌なのではなく、多くの場合”特定の誰か”が存在します。
▼本当に思っていることを発信するために
3つの対策を紹介します。
1 現実に向き合う
これは王道で最も効果が高いです。決意が必要かも知れません。
でもきっと、どこかで向き合うことになるだろうと思います。
ここまでの話で、あなたが発信をするときに失うのがこわい何か、が見えてきたでしょうか?
そのことに、向き合うのです。
親やパートナーからの否定がこわいということであれば、あなたが否定されるとこわいと思っていることをちゃんと話す、ということです。
『否定されるだろう』っていう思いこみ・イメージが、あなたの行動をとどめさせているのです。
でも、本当の本当は、一番その大切な人に、理解してほしいのではないでしょうか?
その本当の気持ちを、自分自身が大切にしてあげるのです。できるできないじゃなくて、できることを行動に移すのです。
大切なことを、できる限り大切にできたと思うとき、人は後悔しません。うまくいくいかないに関わらず、納得感があるはずです。
だから、伝える、っていうことです。その先の結末は、天にお祈りして、できることをしましょう。
多くの場合、結果に関わらず伝えられた時点で満足して、ブロックが外れます。
原因が仕事であったとしたら、そこに向き合います。
今の仕事が続けられなくなるかもしれないとしたら、別の仕事を探すとか、続けられなくなる原因を作っている相手との対話などです。
2 感情を感じきる
おこったらこわいことをイメージして、こころの動きを観察します。
じーっとただ見ていると、どんどんおそれや不安は消えていきます。
おそれや不安は、みないから大きくなっていくのです。
あえて、そこを見つめてみましょう。
1のように実際に向き合わなくても、おそれの原因となっている人に、伝えたいけど伝えられない想いを、渡せなくてもいいので手紙にかいてみるだけでも、感情の滞りは改善します。
3 思考で納得して行動してみる
よくよく現実をみると、人は不思議なことにおそれていますよね。
本当の本当に、そうなるの?ってことを、分析してみます。
例えば、親が離れたら生きていけない。
潜在的に思っていたりするわけですが、本当はそんなことないですよね。
あなたがおそれていることって、本当におそれる必要があるのでしょうか?
それが起こったとして、生きていけませんか?
何をしたら、回避できそうでしょうか?
考えてみましょうー。
死ぬこと以外はかすり傷です\(^o^)/
そして、行動して体験したことが、自分の意識を変えることも多いです。
こわくても、発信しているうちに自分のおそれの原因である思いこみがはずれていったりします。
考えてこわがる必要がないって分かれば、えい!!っていう勇気を振り絞って、やってしまうってことです。
それによって問題が生じたとしたら、それはそれで、自分のこころが自由になるために起こる問題ですので、大丈夫です。
さて、今日の記事は以上です!\(^o^)/
すこしでもお役に立てたとしたら嬉しいです^^
2015年公務員を退職後、路上でのアート活動を開始し1000人の人へ作品を届ける。2016年にSound Soulsに出逢い、これまでに延べ200人以上に体験を提供。多くの人の人生を変える。ひとりひとりが個性を最大限発揮しながら、いきいきと生きる世界を目指し、夢を確信に変える体験をクリエイトしている。*詳しいプロフィールは、上の『清野翔太』をクリック(タップ)すると見られます^^
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