誰もが自分を生きた方が良い理由
あなたは、“自分を生きる”という言葉を聞いたことはありますか?俺の界隈では割とあたりまでの言葉なのですが、世間一般では「何だそれ?」ということかもしれません。そして聞いたことがあるけれども、イマイチ意味が分からないという人もいるかもしれません。
俺もまた”自分を生きる”ということについて、伝えている人です。また人間は本当に無限大の多様性があるわけですが、自分を生きることの必要性といった意味では『誰もが』と言っていいのではないかと思うのです。
何故なら、みんな幸せになるために生まれてきたからです。幸せになる、幸せであることを望まない人はいますか?俺はおそらく、いないと思うのです。誰もが、自分や自分の身近な人が幸せなことを願っているのではないでしょうか?本当の意味で幸せになる、ということを考えるのであれば、”自分を生きる”ことは必須なのです。
この記事では、そもそも自分を生きるってどういう事なの?自分を生きるのが何を必要なの?ということについて、述べていきます。
1 自分を生きるとは何か?
(1)じぶんそのまんまでハマるところがある
自分を生きるというのは、自分のカタチを生きるということです。自分らしく生きるということです。自分をとどめずに、自分を発揮しているということです。才能をとどめずに、開放されているということです。
人間というのは、パズルのようなものだと思っています。ひとりひとりでこぼこがあって、一様にはできていないのです。そして、それぞれが自分のピースのかたちを認識することで、自分がどこにハマるのか?という場所に向けて動くことができます。そして、そこにいけば、出っ張っているところを引っ込める必要がなく、引っこんでいることを無理やりだそうとする必要はありません。ありのままで、のびのびとしていられるのです。
そして、そのかたちをひとりひとりが理解し、いるべきところにいられるとき、全体としてひとつの絵が完成し、調和するのです。その時には、みんなが好きで得意なことだけをやっていて、かつ全体として比較にならない創造性が発揮されるという状況になるはずです。
(2)一様化される社会
ですが、現代社会はまだ、ひとりひとりがその人のカタチをしっかりと認識し、尊重するようにはできていません。
人と同じことがあたりまえにできることが求められますし、できないとダメな人として、扱われます。一部分だけ得意なことがあっても、バランスが悪いという扱いをされるかもしれません。
また、人はそれぞれ違うということを、みんな何となく聞いたことがあるものの、深いところでは理解できていない人が多いです。だから、自分ができることは人ができないことが理解できなかったり、逆に人ができることが自分ができないことを責めてしまったり、自分にとって大切なことを押しつけることが、場合によっては人の不幸を招くと言う事が理解できないのです。
2 誰もが自分を生きた方が良い理由
(1)幸せになるため
まずは、幸せになるため、です。そのために、なぜ自分を生きるのが必要なのかというと、幸せのかたちは、ひとりひとり違うからです。あなたにとっての幸せは、となりのひとの幸せとは違うのです。
世間一般的に言われる幸せ・成功のイメージとはどのようなものでしょうか?たっくさんお金を持っていて、好きなことができて、自由に選ぶことのできる人って、幸せだと思いますか?でも、実際には、そのような人の中で、幸せなひとも不幸せな人もいるのです。社会的にうまくいっているかどうかと、その人が幸せかどうかというのは、また別の話なのです。
幸せは、どんなときに生まれるかというと、大切なことを大切にできているときです。そして、その”大切なこと”という事が、ひとりひとり違うのです。だから、自分自身の大切なことを明確にすること、それを大切にするにはどのような生き方をすればいいのか、ということに向かって、人生を創造することが大切なのです。
(2)調和した世界を創るため
誰もが自分を生きる世界は、調和した世界でもあります。自分を生きるということは、わがままにいきるということではないのです。自分を生きたら、人を攻撃していいというわけではない。
我慢したフラストレーションは、攻撃するエネルギーへと変わります。また自分が我慢することは、人の我慢を求める行動へとつながります。その結果、どんどんずれていくのです。
本当に自分が満足できる、いきいきできる生き方ができているとき、満たされているので人に対して、優しくなれるのです。人を攻撃したくなるのは、不足を感じているから、満たされていないからなのです。
あなたがあなたを生きると、あなたの足りないところを補おうとする人が現れます。その人は、あなたを補うことによって、自分を生きることができるんです。
まず、自分が自分を生きると言う事が、世界の平和の第一歩だと思っています。
3 自分を生きないとどうなるか?
(1)欲求不満・つまらない・窮屈な感覚
自分を生きるというのは、自分が自分を大切にすることなので、自分を生きないと言う事は、自分にとって本当は大切なことを我慢するということになります。そうすると、満たされないので、つまらない、生きているここちがしないということになります。
(2)好きでない人や物に囲まれて生きる
自分を押し殺していると、付き合うべきでない人とも普通に付き合うことになります。また、本当は付き合うべき人が、気付いてくれません。また、そういったセンサーが鈍っているので、使うものを選ぶ時にも、妥協することになります。
(3)自分が本当は持って生まれてきた才能を発揮できない
自分を生きることは、自分の才能を発揮するということでもあります。自分を生きなければ、一般的な誰でもできることをやるか、もしくは、自分の苦手なことを忍耐を通してやることになりますが、生産性が高くないので、うまくいかないもしくは、限界があります。才能がないことというのは、エネルギーが湧いてこないので、疲れます。結果がでなければ、周囲の人の不満足を産むので、責められます。そうすると、自分の自己肯定感が下がっていき、自分には価値がない、と間違った自己認識をすることになるんです。
いや、違うんです。あなたがいるべきところにいないだけ!
(4)不健康
ここまで説明してきたことを読めば連想できると思いますが、ストレスがたまったことによって、不摂生になります。そうすると、不健康へ繋がるということになります。
(5)コミュニケーションが滞る
ストレスがたまっていると、人にやさしくできないですし、自分が我慢していることをのうのうとやっている人をみると、イライラすることでしょう。そのことによって、人とうまくいかないということが起こります。また、人との違いを尊重しないので、人と深く交わると言う事が難しいとも言えます。
4 自分を生きる方法
自分を生きるためには、自分を理解する、願いを知る、願いを生きるの3段階あります。詳しくは、以前記事をまとめましたが、再度、記事を書く予定です^^
5 補足:ワンネスという考え方との繋がり
人はみな愛である、男も女も、関係なく、ひとつであるという考え方があります。そのことと、人は違う、という考え方が繋がらず、混乱するひともいるかもしれません。
というわけで、補足ですがそこでいわれていることもまた、その通りなんです。すべての生き物、更に存在するものすべては”いのち”が宿っています。その純粋なエネルギーという点では、すべての存在は、ひとつでありワンネスであり、愛です。
ただし、その”いのち””純粋なエネルギー”は、この物質世界に宿るときのエネルギーによって、個性がうまれるんですね。同じエネルギーが動力源なのですが、宿っている道具が違うんです。
深い奥底では、ワンネスというものがあって、その感覚を感じることは重要なのですが、だからといって、この今目の前にあるひとつひとつの違いを見ないことにするということはまた、別のことなのです。
***2015年公務員を退職後、路上でのアート活動を開始し1000人の人へ作品を届ける。2016年にSound Soulsに出逢い、これまでに延べ200人以上に体験を提供。多くの人の人生を変える。ひとりひとりが個性を最大限発揮しながら、いきいきと生きる世界を目指し、夢を確信に変える体験をクリエイトしている。*詳しいプロフィールは、上の『清野翔太』をクリック(タップ)すると見られます^^
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