自分を知るってどういうこと?
あなたは、自分の事、知りたい?^^
漠然と、自分の事を知りたいって思っている人は、多いと思います。でも、ちょっと考えてみて欲しいのですが、それってどうしてですか?何故、自分のことを知りたいって思うのでしょうか?それからもう一つ質問なのですが、どういう状態だったら、自分のことが分かっているって言えると思いますか?俺自身、自分の事って分かっているけど分かっていないような・・・というところもあるのですが、そんな自分を知る、ということに関して、今の俺の考えていることをここにまとめておきたいと思います。
▼自分を知りたいのはどうして?
自分の事を知りたいのはどうしてなのでしょうか?人によってその理由は様々だと思いますが、まず前提として、自分のことって分かりにくいからだと思うんですね。自分の視界には自分はいないし、考えれば考えるほど分からなくなる自分の望みが分からなくなることって、誰しも経験したことがあると思います。まずは、なぜ自分を知りたいのかについて、探ってみます。
(1)知らないことを知りたいという知的好奇心
単純に、知らないことを知りたいという想いが、人間にはあります。自分の事が分からない。だから知りたい!という理由が、ひとつはあるでしょう。そして、なぜ分からない感覚がしてしまうかというと、自分には自分が見えないからです。見えるものは一目瞭然で捉えられるわけですが、見えないものってなかなか分かりづらいですよね。だから、人はいつまでも自分の事を知りたいなって思うのかもしれません。
(2)人が言うことと、自分が感じていることのギャップ
自分が思い描いている自分と、人から言われる言葉って必ずしも一致していないですよね。そういいう時、人の言葉が自分のどういうところから来ているのだろうということが気になると思います。自分っていうのは、どうやら自分に見えていないところもあるらしい。それって一体どうしてなのだろう?って思うこともあるかと思います。
(3)自分の意思を捉えられない
どうしたいの?って聞かれても、どうしたいかが自分でも分からない。そんなときに、自分の事が分からない。本当のことを知りたいと思うかもしれません。
(4)自分の特別性を感じたい
人はどこかで、特別でありたいと思っているものだと思うのです。大多数の人とは違う、自分を感じたいって思っています。でも、なんだか普通の生活を送っていると、全然特別なことのない普通な自分に思えてきてしまう。でも本当はそんなことないんじゃないか?そんな自分の特別さが欲しくて、自分のことを知りたいって思う人もいるでしょう。
(5)何をしたら幸せになれるのかを知りたい
ひとりひとりにとって、幸せのかたちって違いますよね。人が幸せそうにしていることをマネしても、幸せを感じられなかったりって、普通にあります。じゃあ、自分はどうしたら幸せになれるんだろう?そんな人もいるかもしれません。
(6)どうしたら、現実として、うまくいきやすいのかを知りたい
向き不向き、得意不得意っていうものがありますよね。それを知ることで、ビジネスや恋愛に活かしていきたいという人も多いと思います。失敗したくない、無駄に苦労したくない、という思いから、自分を知りたいという人もいると思います。
▼自分を知ることのメリット
自分を知ることによって、いったいどんないいことがあるのでしょう?
(1)自分を認められる・許せる・楽に生きられるようになる
自分のことを知らない故に、自分がやっていることや考えている事をジャッジしてしまうということが生まれてしまいます。自分の特性を知ることで、自分を承認し、認められるようになり、自分もなかなか素敵な存在かもって思えるようになります。また、人は人と思えるようになるので、憧れていた人の性質に対しても、ただ役割分担なだけであって、自分は自分を発揮していけばいいんだなと思えるようになり、楽に生きられるようになります。
(2)幸せに向かいやすくなる
幸せになるためには、自分にとって幸せがどういうことなのかを把握することが大切です。幸せとは、大切なことを大切にできたときに感じるものです。自分にとって大切なことが分かるからこそ、それを意図して大切にすることができます。逆に、人にとっては大切なことであっても、自分にとって大切でないことは、手放したほうがいいと考えています。
(3)どうやったら人と繋がれるかが分かる
自分の特性を知った上で、どのようにふるまったりコミュニケーションしたらいいかを考えると、それまでよりも楽に人と繋がっていくことができます。人となかなかうまくいかなかった理由にも気がつくことができます。また、どんな人と繋がることが自分に必要なのかもわかり、必要な出逢いをつくっていくことができます。
(4)人の役に立ちやすくなる
自分にとっての才能は、自分にとっては当たり前のことですが、人にとっては当たり前ではありません。それがどんなポイントにあるかに気がつくことができると、それを意図的に使って、人を喜ばせることができますし、それを自分の活動やビジネスに活かすことができるようになります。あなたにとってはただ楽しかったり、疲れないことで、人の感動を作ることができるとしたら、いいと思いませんか?
(5)現実化が加速する
何も考えていないとやらないことであったり、自分の強みを活かすためのコツに気がつくことができると、自分の強みがより人に受け入れられやすくなったり、障害にぶつかることが少なくなります。そのことで、望んだ現実をつくるスピートがはやくなります。
▼自分を知っているという基準:7つの要素
では、自分を知っていると言えるためには、どんなことが分かっていればいいのでしょうか?ここでは、具体的に7つの”自分”の要素をお伝えします。この要素を知って活かすことができれば、一旦自分のことが分かっていると言ってもいいと思います。ここまで紹介した自分を知りたい理由は満たされ、自分を知るメリットにかいたような事が起こっていくことになります。
(1)願い
願っていることは何か?あなたが何に喜びを感じるのか?あなたにとっての幸せは何か?ということです。願いは、あなたが生きるためのコンパスになります。
(2)信念・意識のフィルター・思い込み・思考のクセ
あなたの中の普通、常識や当たり前、A⇒Bというような思考回路、言葉の定義などです。あなたが作り上げてきたあなたの世界って、そんなふうになっているのか?ということになります。ここに気付くことで、その外側にある選択肢に気がつくことができるようになります。
(3)役割・ポジション
同じことをやるのでも、向いているポジションは人によって違います。同じ野球をやるのでも、プレーヤーでいる方が能力が発揮される人がいれば、コーチとして人を育てるほうが向いているという人もいます。自分がうまくいくポジションや役割が分かると、自分を活かしやすくなります。
(4)人からの印象
自分が思っている自分と、人から見えている自分というのは、異なる場合が多いです。中身は硬派でも、見た目は童顔であったり、中身はきびしくても、見た目がやわらかい印象があったりといったことがあるのです。人から見えている自分はどういう存在なのか?を知ることによって、人から見えている自分と内面のギャップが起こる理由がわかり、受け入れやすくなります。またビジネスでは、自分をどんなふうに見せていくか、ということを考えるヒントなります。
(5)強み・才能
自分には当たり前にできることなのに、人はそうではないことを強みといいます。人と比べた時に、能力として高いことです。人は多かれ少なかれ、人の役にたちたいと思っているものですが、強みはまさに、人の役に立てるポイントとも言えるでしょう。
(6)弱み
弱みは、見たくないと思ったり、敬遠しがちなところかもしれませんが、とっても大切です。弱みは、人と繋がるカギとも言えるかもしれません。例えば、ワンピースのルフィはとっても強くて魅力的なキャラクターですが、全然完璧ではありません。戦略を立てる頭脳なんて、皆無ですし、生活するための家事なんかもきっとできないでしょう。でもだからこそ、素晴らしい個性的な仲間に役割を与えることができています。あなたの力になりたい人に与えてあげられる役割が、弱みなのです。弱さがあることは、ある意味魅力とも言えるのです。自分の弱い部分を喜んで、短時間で高いクオリティでできる人が存在しているのですから、苦手なことはそういった人に頼って、その分野について自分は頑張らないで任せていくということが大切です。
(7)願いに生きるために意図的にとりいれた方が良い意識や行動
強みというのは、使い方がとっても大切です。求められる人に対して発揮していけば、とても喜んでもらえる才能も、使い方を間違えたら凶器となります。自分の性質を発揮していくために、それ自体は喜びではなくても、喜びを発揮していくために意識してとりいれた方がいい考え方や行動があるのです。それを知ることは、自分を活かすうえでとても大切なことだと感じています。
▼自分を知るためにはどうしたらいいか?
では、自分を知るために、具体的にはどんなことをしたら良いのでしょうか?
(1)自己観察&分析する
自分が「快」を感じているのか「不快」を感じているのかを、ちゃんとみてあげることは、自分を知る上でとても大切です。その感情はどうして起こったのだろうか?それが分かるということが、自分のことを知るということになるからです。現代社会のなかで生きていると、感情を置き去りにしている人も多いような気がします。でもその中で、嬉しさ、悲しさ、怒り、切なさ、苦しみ、喜びなどたくさん本当は感じているのですね。感情を封印していると、本当のあなたと出逢うのが難しくなります。今、あなたが感じていることは何でしょうか?どんな状態でしょうか?いつもその感覚を大事にしてくださいね。
(2)診断や鑑定を使う
世の中には、たくさん自分を知るツールがあります。ここでも代表的なものについて紹介しますね。
①アンケート結果を分析するツール
ストレングスファインダーが有名ですね。エニアグラムもアンケートで分類するもの。質問に答えるな
かで、自分の強みや性質を、統計データをもとに分析するものです。
②生年月日や名前で診断するツール
占星術や、数秘術、算命学、四柱推命(動物占い)、ヒューマンデザイン(マイダンジョンカード)、姓名判断などです。やってみたことのある人は分かると思いますが、そんなところまで分かるのかあというところまで、知ることができる体験ができるかもしれません。
③体を使って診断するもの
体を使って喜びの根源・役割をみる事のできるSound Soulsや、体の動かし方や重心の位置などから分析する体癖(たいへき)というものなどがあります。
(3)人に聞く
人から見える自分の印象というものは、人に聞くのが一番ですね。また、自分が何を大切にしているように見えるか、どんな強みや弱みがあるか、本音ということも、自分から見えていない客観的視点によって気づけることがたくさんあります。
(4)セルフコーチングする
ここでは詳しく説明しませんが、自分の思考の癖や、望みなどは、セルフコーチングによっても、ある程度整理することができます。①どうしたい? ②何があったらできる? ③それがすべてあったら、本当にやる? ④いつやる? などということを順に整理していきます。もし難しさや決められないことがあったら、どんな思い込みが今の葛藤を生み出しているのか、などを見ていきます。
▼最後に:自分を知ることに終わりはない
最後にこんなことを言ってしまうと元も子もないかもしれませんが、自分を知ることに終わりはないって思って欲しいのですw 自分も他人もまだ気づいていない自分の可能性って、絶対に眠っていて、それがなくなることってないと思うからです。だから、ここで紹介した自分の見つけ方やツールも、100%正しいと思うのではなくて、そういう一面もあるのかもしれないということを感じつつも、もしかしたら別の角度からみるとまた違う自分がでてくるかもしれないということを忘れないでほしいのです。
それから、もうひとつ。自分がどんな才能、強みや弱みがあったとしても、願っているのならやったらいいとおもいます。才能がありますか?って聞く人がいますけど、才能ないよっていったらやらなくても納得できるのでしょうか?きっと、体験したいんだって思うんです。俺はそもそもやりたいという願望それ自体が才能だと思っています。自分を知ることは大切ですが、知ったことに囚われずに、活かしていってくださいな\(^o^)/
2015年公務員を退職後、路上でのアート活動を開始し1000人の人へ作品を届ける。2016年にSound Soulsに出逢い、これまでに延べ200人以上に体験を提供。多くの人の人生を変える。ひとりひとりが個性を最大限発揮しながら、いきいきと生きる世界を目指し、夢を確信に変える体験をクリエイトしている。*詳しいプロフィールは、上の『清野翔太』をクリック(タップ)すると見られます^^
コメントを残す